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冬に気を付けたい食事のポイント

2024.12 江戸川病院栄養科

 寒くなってくると外出することが億劫になり室内で過ごすことが増え運動量が低下してしまいます。
それに加え食欲の秋といわれるように美味しい食べ物が増えたり、年末年始はイベントが多くなり普段と違った食生活になるため、血糖コントールが難しい時期です。この時期を上手に乗り切るための食事のポイントを紹介していきます。

① 糖質を多く含む食品をうまく交換しましょう。
さつまいもやじゃがいも、栗、かぼちゃなどは糖質を多く含み主食と同じグループです。ごはんのおかずや、間食でとることを控え主食と交換してみましょう。

白米150g相当⇒焼き芋180g(大1/2本)やじゃがいも300g(小3個)や栗150g(12個)

② 果物は適量内で、生の果物でとりましょう。
秋から冬にかけて果物が多く出回ります。果物に含まれる果糖は、ごはんに含まれるでんぷんよりも血糖値を上げやすいため適量内でとりましょう。また、干し柿や干しぶどうなどのドライフルーツや、ドライフルーツ入りのグラノーラなどは生の果物より糖度が高くなり血糖値の上昇を招くため控えましょう。

みかん200g(中2個)やリンゴ150g(中1/2個)や柿150g(中1個)やぶどう150g(大10粒)

③ イベント料理で糖質を多く含むものに注意しましょう。
クリスマスのケーキは何を選びますか?ケーキの種類により糖質量が異なります。最近は低糖質のケーキなども販売されており、味もおいしくできていますので試してみてください。

いちごタルト100g  ショートケーキ100g   チーズケーキ100g   低糖カットケーキ

 

おせち料理には糖質の多い料理が多数あります。含まれる糖質量を知って食べる量を調整しましょう。

料理 糖質量(g)
ごはん150g 56
餅2個100g 50
栗きんとん50g 27
伊達巻3切 15
黒豆30g 15

糖質の多いおせち料理を控え、糖質の少ないものを多くとるようにしましょう。紅白なますや、筑前煮、たたきごぼう、かまぼこ、えびのつや煮などはおすすめです。
低糖質のおせち料理も販売されていますので試してみてください。

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