Site Overlay

糖尿病と足

初夏の爽やかな風が心地いい季節となりました。
皆様体調は崩されていないでしょうか。

この時期になりますと、サンダルを履いて過ごされる方、ご自宅では素足で過ごされる方が多いのではないでしょうか。
靴下を履いていないと足に傷がつきやすく、
怪我や感染が起こってしまうことがあります。

糖尿病による神経障害があると感覚が鈍くなってしまうため、怪我や火傷の発見が遅れてしまう可能性があります。早めに手当てをすればすぐに治る怪我でも、糖尿病による血流障害が重なったり、細菌に対する抵抗力が低下していることが多いので、なかなか治らず傷口が化膿する場合があります。

このように糖尿病による足の病気は様々なことが重なり合って、初めはごく小さな怪我でも想像以上に悪化してしまうことがあります。
早めに異常の発見ができ対処できるよう、毎日足をよく観察することが大切です。

・不自然な形になっていないか
・怪我や火傷はないか  
・皮膚の変色はないか
・冷たい箇所、ほてる箇所はないか
・ひび割れやタコ、魚の目はないか

・外反母趾や曲がった指はないか
・水虫はないか

・爪は伸びていないか
・爪は黒や白に変色していないか
・巻き爪になっていないか
・割れた爪、変形した爪はないか

この暑い夏も足をしっかり守って過ごせるように参考にしてみてください☆

江戸川病院 看護部

江戸川病院 東京都江戸川区東小岩2-24-18 電話03-3673-1221
Copyright © 江戸川くすのき会. All Rights Reserved.