Q:どんな運動をすればいいの??
A:強すぎる運動は長続きしませんし、むしろ身体に悪影響を及ぼす危険性が高くなります。
運動療法では、その人の体力の40~60%程度の強さの運動が適しています。
=有酸素運動
Q:ウォーキングしなきゃ駄目なの?
膝が痛くて… たくさん歩けない 仕事が忙しい!
A:生活スタイルや体調に合わせて行えば大丈夫です!
①膝が痛い人は?
<膝に負担がかからない運動>
水中ウォーキングやストレッチ、筋力トレーニングなどがあります。
②仕事が忙しい人は?
<通勤中や職場で運動>
こまめに動く、なるべく階段を使う、通勤中に歩く、デスクワークの合間に運動などがあります。
③運動が嫌いな人は?
<家事や趣味も運動に>
てきぱき動けば家事や趣味活動も立派な運動になります。
食後高血糖に対して
運動する時間帯が大事。食後1~2時間後(血糖値が最も高くなるとき)に運動や家事を行うことで、食後の血糖値上昇を抑えることができます。
インスリン抵抗性に対して
運動を継続することが大事。有酸素運動(楽~ややきつい位)を継続して行うことで、インスリンが効きやすい体になり、長期的な高血糖の改善に繋がります。
Q:どれくらいやればいいの?
A:① 週に3~5回(たくさんすれば良いというものではない)。
→運動による糖の取り込みは、24~72時間持続します。
→運動の効果は長くても3日で消失します。
② 3日続けて行うより、1日おきに実施する方が効果が高いです。
③ 有酸素運動は30分以上を目標に行いましょう
運動を生活習慣にすることが大事です。
作成者 長塚 拓